【新唐人2014年02月28日ニュース】27日、北朝鮮は日本海に向け、短距離弾道ミサイル4発を発射。米韓軍事演習に対する反発ではないかと疑われています。北朝鮮はこの日、韓国人宣教師が反北朝鮮活動を行ったとして謝罪する記者会見を行いました。
韓国国防省によると、27日午後5時40分頃、北朝鮮東海岸のウォンサン付近から日本海に向け、短距離弾道ミサイル4発が発射されました。ミサイルの射程は200キロ以上と見られています。
アメリカ軍と韓国軍は2月24日から、合同軍事演習を行っていて、北朝鮮は繰り返し中止を求めていました。ミサイルの発射が米韓軍事演習に向けたものかどうかは、まだ不明です。
北朝鮮当局は27日、記者会見を設定し、去年10月に逮捕された韓国人宣教師、キム・ジョンウク氏が、「韓国国家情報院の指示で、北朝鮮を宗教的国家に変え、政治体制を破壊する考えだった」と述べ、謝罪しました。
一方、韓国国家情報院はキム氏の発言を否認しています。韓国統一省は、「韓国国民を早期に釈放し、韓国に送還するよう強く促す」とコメントしています。
韓国統一省 金義韜報道官
「韓国政府は数度にわたり、我が国民の身元確認と釈放および、送還を求めても対応してもらえず、本日になって身元を公開したのは、人道主義に反する行為です。韓国政府は北朝鮮が韓国国民を早急に釈放し、韓国に送還するよう強く促します」
アメリカメデイアは先週、北朝鮮は米軍のB-52爆撃機の朝鮮半島上空での演習に不満を示すために、韓国系アメリカ人、ケネス・べ(Kenneth Bae)氏を病院から強制労働収容所に移したと報じています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/27/atext1070940.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)